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ワンコとでかけよう!!
■お宿探し
■持ち物
■便利グッズ
■ドライブ偏
・乗り物酔い克服
■電車偏
■飛行機偏
■迷子防止編
ワンちゃんとどこにでかける計画はたちましたか?
犬を連れて出かけるには事前準備がいっぱいあります。
犬も飼い主さんも、周りの方に迷惑がかけずに遊べるように、躾やマナーを身につける必要が
出てきますから、ワンコライフのマナーアップにもつながります。
そこで、おでかけがさらに楽しくなるように、準備や心構えをアドバイスします!!
【お宿探し】
便利な検索サイトを紹介します!
ワンコと出かけるなら 「じゃらんnet」 おでかけ情報満載です! |
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<わんことお泊り> 旅行情報誌「じゃらん」が運営する宿検索サイトの「ペット宿」
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<PET宿.com> ペットとお泊りするための総合情報サイト http://www.petyado.com/index.html
<キャンプ場.com>全国キャンプ場の空き情報
http://www.campjo.com/ ペットマークでペットOKかどうかわかります!
< ドッグラン>犬のポータルサイト!dog1
【持ち物準備】
・食事用のフードボウル
・水分補給用のボトル
・大きめのバスタオル
・タオル・雑巾
・犬の洋服
・ウェットティッシュ
・ウンチ袋
・おやつ
・粘着ローラー
・犬のおもちゃ
ワンちゃんと出かけるときは、いろいろと準備しておくと、とっさの時に慌てずにすみます。
●お水・・ペットボトルなどにいれて用意しましょう。車で移動の場合は多めに持っていくと
足を洗ったりもできるので便利です。
電車で移動なら、どこでも水の補給ができるので、小さなペットボトルでも大丈夫でしょう。
携帯用の水飲み皿などを用意していってくださいね。
●食事・・旅先のホテルでは、ワンちゃん用の食事も用意してくれているところもあります。
それも楽しみではありますが、ワンちゃんにとっては馴れない食事や初めて食べる食材もあるでしょう。
万が一、食事が原因で下痢などを起してしまった場合は、直ちにいつもの食事に戻しましょう。
旅先のショップでは、ワンちゃんの食べなれたフードが手に入らないことも予想されるので、
必ず食べなれたフードを持って出かけましょう。
宿泊する場合は、食事回数を計算して少し多めに持っていきましょう。
食事用のフードボウルなどを用意していってくださいね。
●バスタオル・・バスタオルは汚れや水分をふき取るだけでなく、万一の事故や怪我の時に「担架」代わりに変身します。
ワンちゃんが動けなくなってしまった時には、バスタオルの上に乗せて、四隅を持てば担架のようにワンちゃんを
運ぶことができます。
特に大型犬を運ぶ時にも便利ですから、ワンちゃんよりも一回り大き目のものを用意すると便利です。
●タオル(雑巾)・・足を拭いたり、よだれをふいたりと多機能に使えます。タオルでもOKです。
●犬の洋服・・服を着せておくと、毛の飛び散りを防止したり、散歩中の汚れ防止、
知らない土地でのダニ付着防止に役立ちます。
出かける前に試着をして、サイズがあっているか、窮屈ではないかなどチェックして
おきましょう。
着慣れたものがよいと思います
●ウェットティッシュ・・大判のものが便利です。犬とお出かけのときはいろいろと用途がありますよ
水に強いボックスティッシュもあると便利です。
●ウンチ袋・・ごみ袋にも使えるので、少し多めに持っていきましょう。
車内にウンチを置かなくてはならないときは、とても臭いに困るので「ジップロック」の
ような密封式の大き目の袋を1つ持っていってウンチを入れておくと、臭いがもれずに
便利ですよ。
●おやつ・・たくさんあげると車酔いの原因になるのであげすぎないように。
ジャーキーなどよりは、ビスケットなど消化の良いもののほうがいいと思います。
飼い主さんがご飯を食べたり、景色のいいところでティータイムを楽しんでいるときには、
ワンちゃんだって少しは楽しみたいですよね!
●粘着ローラー(通称コロコロ)・・うちでは「コロコロ」って呼んでますが、シートや服についた毛を取る
粘着シートローラーです。
服の毛をとるだけではなく、車内や宿をチェックアウトする前に部屋の毛を掃除するのにも
活躍します。
●犬のおもちゃ・・ドッグランなどに寄る予定がある場合は、好きなおもちゃを持っていきましょう。
他の子はボール遊びをしているのに、自分用のボールやフリスビーがないと、
他の子のボールを欲しがってしまったりします。(人間の子供といっしょ!)
現地調達は若干高め。記念のお土産にということであれば、現地調達も良いと思います。
【便利グッズ】
ちょっとおでかけをするときに便利なグッズを紹介します。
●ジップロック:臭いの漏れないウンチ袋
密封できる袋。ふた付きのコーヒービンなどを持っていく人もいますが、ようは「密封」。
わんちゃんのウンチはどこにでも捨てられるわけではありません。
已む無く移動で持って歩かなくてはいけない場合は、臭いの対策が必要です。
密封させてしまう、ジップロックやコーヒービンは臭いを外に漏らすことなくウンチを密封することが
できます。
キッチンで使用済みのジップロックはワンちゃん携帯用に取っておいてください。
●ペットボトルキャップ:簡易シャワー
ペットボトルのキャップの大きさは全部共通。キャップに千枚通しで穴を開けておくと
「簡易シャワー」のできあがり。旅先で汚れたワンちゃんの足やちょっと手を洗いたいときなどに、
携帯用のお水のキャップを交換するだけで、簡易シャワーができあがるので、便利です!
●バスタオル:担架の代わりに
万一の事故や怪我の時に「担架」代わりに変身します。
ワンちゃんが動けなくなってしまった時には、バスタオルの上に乗せて、四隅を持てば
担架のようにワンちゃんを運ぶことができます。
特に大型犬を運ぶ時にも便利ですから、ワンちゃんよりも一回り大き目のものを用意すると
便利です。
室内ではソファーにかけたりしておくと、帰りのお掃除もラクですね。
【ドライブ編】
ワンちゃんと出かける場合、どうしても車での旅行が多くなってしまいます。
ワンちゃんを連れて歩く都合や、荷物も多くなるし、これは仕方がないですね。
では、飼い主さんが快適に旅が楽しめると同時に、ワンちゃんにも快適な車の旅になるように準備をしましょう!
●犬と車
飼い主さんにとって、荷物も犬も一緒に運べる車の旅はとても便利ですが、人と同じように、犬も車酔いをする子がいます。
大丈夫な子は何時間車に乗っていても平気という子もいますが、車の振動は以外にワンちゃんに負担がかかります。
音楽を聴いたり、車窓を眺めたりと飼い主さんにとって楽しい車の旅は、犬にしてみると実は「単なる移動」と
思っている子も多いのです。
この「単なる移動」を犬にも楽しい旅にするのは飼い主さんの工夫次第。
車が得意な子でも、1時間に1度は車を止めて外の空気を吸わせてあげましょう。
飼い主さんも気分転換になりますし、ワンちゃんも狭いゲージから解放されて楽しい旅になると思います。
<車がにがて・・・>
飼い主さんを悩ませるのが、ペットの車酔いです。
犬も人間と同じように車に酔ってしまう子がいて、短時間(病院にいく程度)のドライブでも×という子も割合に多いと
聞きます。
でも、犬と楽しくでかけたい!と思う飼い主さんは、ワンちゃんが車を好きになる練習を始めましょう。
・車に酔う原因・・・ いろいろと考えられるそうですが、左右上下に揺れる震動と「どこに連れて行かれるんだ・・?」という
不安感が精神的なストレスになるといわれています。酔った経験のある犬や、不快な経験をした犬は
車嫌いになる傾向があります。
・車に乗る日は・・・ 車で移動する前は、食事や水を控えさせましょう。犬の消化器官はあまり丈夫ではないので
食事をさせたあとに車で移動すると、酔いやすくなってしまいます。お水も好きなだけ飲ませないで
出かける前は、のどを潤す程度に抑えておきましょう。
・原因の解消・・・・ 車の振動はどうにもなりませんので、犬が車の中でできるだけ揺すられない工夫をします。
1つはゲージの利用。
犬をゲージに入れることを嫌がる飼い主さんがいますが、犬にとってゲージやクレートは安全で快適です。
ゲージにいれることで犬は安心感が得られますし、カーブやブレーキなどで不用意に体が揺すられる
ことを防げるので車内で犬が緊張する必要がなくなります。
ゲージの下に、大きめのタオルを引いたりしておくと、さらに振動が伝わりにくくなりますのでワンちゃん
には快適です。
また車の中で犬を自由にしておくと、これからは窓をあけることも多くなりますので、走行中や駐車した時に
犬が窓から飛び出し、交通事故にあうという危険もあります。
また、車内で動き回ればドライバーの運転操作ミスなど、大きな事故になる危険もあるのです。
人間の子供にも「チャイルドシート」が法的に義務付けられていますよね。これは1番に安全『命』を優先して
いる結果です。
犬の安全はゲージやクレートです。
・お医者さんに相談・・犬の「酔い止め薬」があります。正確には酔い止めではないそうなんですが、安定剤のようなお薬だと
聞きました。
車に乗る1時間くらいに前に薬を飲ませておくと、犬は車に乗る頃には少し眠くなり、車の中でおちついて
いられるらしいです。あくまでも気休めかもしれませんが・・・
・車好きになる練習・・ふだんの生活の中で車で移動するとき、おもに「どこに」行っていますか?
犬は「車に乗る」=「病院にいく」 とか =「美容院に行く」 など、車に対して良いイメージを持って
いないのかもしれません。
これを =「遊びに行く」にかえれば、ワンちゃんは車に乗るのを楽しみにするようになるでしょう。
旅行本番までの練習としては、車で数分ほどでかまわないので車でいける散歩コースを探してください。
散歩に行くとき車に乗っていくことで、ワンちゃんは 「車」=「散歩」=「楽しい!」という経験を知ること
ができます。
1日数分の練習でかまいませんので、ワンちゃんが車好きになる練習をしてみましょう。
@車に乗せてみよう!(注意:うまくいかないときに、絶対にワンちゃんを怒ってはいけません!)
まずは、ガレージに駐車してある車の中での練習から始めます。
換気をよくした車にワンちゃんを乗せます。
ワンちゃんを不安にさせない為に、飼い主さんは一緒に乗ってあげてください。(エンジンもかけず、車は駐車したままでOKです)
そのまま数分過ごします。なでてあげたり、おやつを食べたり、楽しく過ごします。
嫌がる子ならほんの少しの時間でもOKです。ほんの一瞬でも良い子にできたら、すぐに褒めてあげましょう。
練習は、これだけです。車を降りる時には、とてもワンちゃんを褒めてあげましょう。
まずは、わんちゃんに「車は楽しい!安全な場所」と教えることが大切です。
A車に乗って、10分、20分と車の中での滞在時間を長くしてみましょう。
クレートで移動しようと考えている場合、次はクレートにいれて同じように過ごしてみましょう。
クレートに入ったときも、中で良い子にできたときも、いっぱい褒めてください。
B実際に移動してみましょう。
ワンちゃんを車に乗せて、ワンちゃんの好きな場所にいってみましょう。
できるだけ近いところを選んでください。移動に3〜5分の近い場所でOKです。
車にのって、大好きな犬友達の家にいくのもいいでしょう。
近くの公園でもいいと思います。
できるだけ 車=気持ち悪い、つらい 経験はさせないようにします。
5分で酔ってしまう犬なら、家の周り一周くらいからでもいいです。
とにかく、到着地点にはワンちゃんが大好きなことが待っているようにしてあげてください。
車のエンジンをかけると、犬がウキウキするようになってきたら、車が好きになってきた証拠。
少しづつ移動距離を伸ばしていってあげてください。
『ドライブ中に絶対にしてはいけないこと』
●よく、運転手さんがワンちゃんをおひざに乗せて運転している姿を見かけます。
常識的に考えても危険運転ですよね。ワンちゃんがちょっと動くだけでも事故を誘発しかねません。
どんなにおりこうなワンちゃんだとしても、外にいる犬に気を取られたり、すれ違う車が大きなクラクションを
鳴らせば犬はビックリするでしょう。そんなパニックになったワンちゃんを運転中の飼い主さんはどうやって
制御するのでしょう?
事故は自分だけのことではありません。相手がいた場合は大きな社会問題にもなります。
また、車が走行中に換気用にと開けていた窓からワンちゃんが飛び出して後続の車に跳ねられるといった事故や
骨折をしたという事故も耳にします。
飼い主さんは「いつもはおとなしく助手席に乗っているのに。。。」と嘆きますが、正直、犬に絶対はないのです。
ワンちゃんとのドライブは、飼い主さんの心構え次第で「楽しいドライブ」にも「危険なドライブ」にもなります。
ワンちゃんとのドライブは、安全が第一です。
ワンちゃんが車内で移動することのないように、また、他のドライバーに迷惑がかかることがないように
安全な場所に乗せ、楽しいドライブを心がけましょう。
●車ででかける時に、絶対にしてはいけないことは「犬だけで車内に残さないこと!」です。
ファミリーででかけたときは、レストランで食事だってしたいと思います。
でも、犬だけの車内では何が起こるか予期できないのです。
人間の事故でもよく耳にするのが「熱中症」です。
春や秋でも油断はできません。
最近は暖かい日も増えてきましたね。人間と犬は体感温度も違います。
また、犬が絶えられる温度も犬種によっても違います。
犬によっては25度前後でもぐったりしてしまう犬もいます。
車内に取り残された犬にとっては、飼い主さんの「わずか1時間」が
「地獄の1時間」になってしまうんです。
「窓をあけて換気をしておくから大丈夫!」というのも問題です。
最近では車上荒らしも日常的です。
泥棒の目的がカーナビであっても、犬が車内にいれば誘拐されてしまう危険だってあります。
楽しい食事から帰ってきたとき、車内にワンちゃんがいなかったら飼い主さんはどれだけ
この1時間を悔やむことになるんでしょうか?
犯人だけの責任ではありません。事故を誘発する原因を作ったのは飼い主さんにあります。
飼い主のモラルの問題でもあります。
(車上荒らしで1億円盗まれた!と聞いたら、「車内に置いておく方が悪い」と思うでしょう?)
ありえない話に聞こえるかもしれませんが、犬が車内からの飛び出して駐車場で跳ねられてしまう交通事故も
誘拐も熱中症での死亡事故も実際にある話です。
人ごとだと絶対に思わないでくださいね。
最近では、コンビニでもお弁当は買えますし、ドライブスルーも利用できます。
ワンちゃんといっしょに「道の駅」や「芝生の上」で食べる食事も楽しい思い出になると思いますよ。
【電車の場合】
・電車の場合は出発から到着までのルートをすべて調べておいて、犬の乗車可否や料金、扱いをよくしらべて
おきましょう。
路線や会社によって対応はまちまちで、条件がつく場合も多くあります。
キャリーバッグにいれて、顔を出さないことが条件だったりする場合もあります。
顔を出さずに長距離はワンちゃんもちょっとつらいですね。
また、犬の扱いも「小荷物」扱いだったり、「子供扱い」だったりと料金も路線によって違います。
一番困るのは、盲導犬や介助犬のような特定のワンちゃん以外の乗車不可。
犬好きの飼い主さんからは考えられない事態ですが、鉄道会社にしてみると不特定多数のお客様を相手に
するわけですから中には動物アレルギーの方もいるでしょうし、犬嫌いの人も想定内です。
なかなか特例は認められないので、トラブルを防ぐには十分すぎる下調べが必要です。
★ただし、介助犬・盲導犬・聴導犬など人の介助をするために乗車する犬は常に乗車OKです。
「盲導犬はいいのに、なんでうちの子はだめなの(怒)!!」なんて大人げない我がままを
言って駅員さんを困らせるのは絶対に止めましょうね!
JR東海(車内にペットへのペット持込不可)
⇒JR東海 <手回り品> 第
10 章 手回り品 (手回り品及び持込禁制品)
JR東日本(車内へ持ち込むペットは手荷物です 有料 条件あり)
⇒JR東日本 <手回り品> 第308条 無料手回り品
【飛行機の場合】
飛行機は飼い主さんにとっても快適なように、犬にとってもかなり快適な乗り物といわれています。
今は航空運賃も5000円前後ととても安くなっていますし、
飼い主さんはロビーでワンちゃんを預けて、到着ロビーでまた受け取ることができますから安心です。
航空会社によって、手続きの方法なども違いますから、事前に調べておくといいと思います。
注意しなくてはいけないのは、現地に向かう便が「経由便」であったりする場合は、乗り換えに時間がかかる場合も
あります。
また、冬場の小型犬の移動は長時間になると体温が下がり、血糖値が下がってしまう危険もあるので、
ケージの保温や、到着時ポカリスェットなどのイオン水で糖分を補給できるように用意しておくと便利だと思います。
※近年、夏季限定ですがブルドッグ・パグなどの短頭種犬の受け入れを停止している航空会社が増えてきています。
事前によく調べておいてください!
※ペットだけを輸送する場合は「貨物扱い」となります。その場合は下記のサービスとは輸送方法が異なりますから、
事前にご確認ください
JAL(ペットとおでかけサービス)
JALではペットの機内持ち込みは禁止となりました「ペットおでかけサービス」をご利用ください。
盲導犬や聴導犬、介助犬等につきましては、引き続きお客様のご同伴としてご利用できます
⇒国内線
⇒国際線
ANA(ペットとおでかけ らくのり )
ANAではペットの機内持ち込みは禁止となりました「らくのり」をご利用ください。
盲導犬や聴導犬、介助犬等につきましては、引き続きお客様のご同伴としてご利用できます。
⇒国内線
⇒国際線
【愛犬を迷子にさせないために】
おでかけ先では飼い主さんもワンちゃんも解放的な気分で楽しいことがいっぱい。
でも、そこにも危険がいっぱいなんです。
旅先で事故にあった場合は対応も大変になりますし、さらに迷子となると飼い主さんの負担は大きくなるばかり。
「ワンちゃんが迷子」という事態は子供の迷子と訳が違います。
ワンちゃんは「私はどこの・誰です」と主張することはできないからです。
生命の危機ともいえる緊急事態だと思ってください。
ただワンちゃんだけの責任で迷子になることは、まずありません。
厳しいことですが、すべては飼い主さんの不注意が原因だということを忘れないでください。
ワンちゃんを迷子にさせないための準備をしっかりとしておきましょう。
●首輪+リードはわんちゃんの命綱
ノーリードでも飼い主さんの後ろをちゃんとついて来るワンちゃん。
微笑ましい光景ではありますが、あまりお薦めできる行為ではありません。
飼い主さんは楽しい散歩ですが、周囲にいる犬連れの方や、犬が嫌いな人にとっては小型犬がフリーで歩きまわっているのも
怖いものです。飼い主さんが気づかぬうちに「迷惑行為・迷惑飼い主」になってしまっていることもあるんです。
ドッグランなど、犬を放すことが許されている場所以外では、必ず首輪とリードを着用し、「マナーの良い飼い主さん」でいてください。
また、首輪とリードで飼い主さんとワンちゃんが繋がっていれば、よほどのことがない限りワンちゃんが迷子になってしまうことは
ないのです。首輪とリードはワンちゃんにとって命綱でもあるのです。
●鑑札&首輪は絶対に着けよう!
ふだんは着けていなくても、お出かけをする場合にはかならず「首輪」を着用しましょう。
そして首輪には必ず「狂犬病予防の時にもらう鑑札」を着けておきましょう。
胴輪は遊んでいるときや興奮して引っ張ったりしたときに脱げてしまって、脱走の原因になりがちです。
さらに鑑札は、全国の役場や動物保護センターで照会する場合に、一番早く飼い主さんを特定できる「登録番号」です。
迷子になった場合、初動捜査が一番大切。最初の1週間が勝負です。
小型犬の場合「首輪に鑑札をつけると邪魔」というときには、「迷子札」や「迷子カプセル」などを首輪につけておきましょう。
はずれないようにしっかりと留めておいてください。
カプセルの場合、中に入れる紙は、水に濡れても破れない紙に飼い主さんの名前・連絡先を記入しておくことが大切です。
●ワンちゃんを手元から放さない
広々とした公園や海岸など、ちょっとワンちゃんを自由にさせてあげたい場所はたくさんあります。
でも、興奮したワンちゃんはどんな行動にでるかわかりませんし、どんなことが起こるか予測はできません。
とつぜんロケット花火が鳴り出したら?大きな犬に吠えられたら?ワンちゃんが突然走り出したら?
迷子になった原因をみていると「花火に驚いて」「子供の大声に驚いて」「犬に吠えられて」など不測の事態がほとんどです。
そのときにリードにつながれていなかったら、パニックになったワンちゃんを守ることはできないのです。
「この子は私のそばを離れないから絶対に大丈夫」なんて鼻を高くしている飼い主さんほど、あとの後悔は大きなものです。
小型犬のワンちゃんをドッグランで放す時、ワンちゃんを自由にする前に飼い主さんも1周隅々までチェックしてみてください。
「ワンちゃんがすり抜けて外に出そうな場所がないか」「犬の出入りの時に外に出てしまう危険はないか」など
脱走防止のチェックをしておきましょう。
あぶないと感じた場合は、ドッグランの管理者に改善を促しても良いと思いますし、できるだけワンちゃんが危険箇所に
近寄らないように注意しながら遊ばせましょう。
●マイクロチップのすすめ
近年は、マイクロチップを埋め込むことも推奨されています。
これは、大地震が起こったときなど、予想外にわんちゃんや猫ちゃんとはぐれてしまった時に、
犬や猫がなにも身に着けていない状況であっても、マイクロチップを機械で読み取って飼い主を特定できるという
画期的なシステムです。
災害時には驚くことですが、1匹の犬や猫を飼い主さん同士が「自分のものだ!」と主張して喧嘩になるケースもあります。
そういった場合もマイクロチップは飼い主さんの特定に役に立つわけです。
ただ、まだ普及率が低く、飼い主さんにも認知されていないことが大きな問題点になっていて、さらにすべての動物病院に
マイクロチップ読み取りの機械が装備されていないことも問題があるといわれています。