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         【飼い主さんの気持ち】



 犬を飼うことになって、うれしい反面「大丈夫かな?」という不安もあるのではないでしょうか?

 これから始まる犬との暮らしで、飼い主さんがしなくてはならないこともたくさんあります。
 しつけ、お散歩、予防接種・・・

 そんな不安を少しでも解消してください。

 他にも不安なことがあったら、いつでもどんなことでもご相談くださいね。

   
   ■飼い主の心構え■
   
   さっそく「心構え」なんて、かたい言葉を使ってしまいましたが、なによりも一番大切なことは
   
「この犬の最後を見取るまで、愛し続けてください」ということだけです。
   子犬が手元に届いた瞬間から、子犬の一生はあなたにゆだねられました。
   この子犬がどんな犬に育つかも、あなた次第です。
   犬の生涯はたった十数年しかありません。大型犬になるほど、その生涯は短いといわれています。
   でも、犬は一生懸命あなたのことを一途に好きになって、一緒に喜び、一緒に泣いてくれます。
   むずかしいことは何もないです。ゆっくりと時間をかけて、子犬のかけがえのない家族になって
   ください。

   私の気持ちを代弁してくれていかのような1冊の本があります。マンガなので、ぜひ読んでください。
       ⇒「犬を飼うってステキです・・か?

   これから少しずつ、人と一緒に生活をしていくルールを子犬に教えていくわけですが
   すべてに完璧を求めなくてもいいと思います。
   この割合を覚えておいてください。 
愛情7割:厳しさ2割:メリハリ1割(甘いだけじゃダメ、
   厳しいだけじゃダメ
ということです)
   「我が家の犬はお仕事をする犬犬に!」という方は別ですが、ふつうに家庭犬として大切に育てて
   いくのであれば、その家庭に必要なことから教えていけばいいんです。
   ライフスタイルを考えて、室内で飼うのなら「トイレのしつけ」、お外で飼うのなら「郵便屋さんや
   新聞屋さんを吠えないしつけ」など、ご家庭によって重要度が違ってきます。
   あとは、基本のアイコンタクトやマテ・スワレから徐々に教えていけばいいと思います。
   
   まずは
強い絆信頼関係を作ることが重要です。
  
 
  
  ■上手な病院の選び方■
  
  子犬の健康管理も飼い主さんの大切な役目です。
  過保護になる必要はありませんが、具合が悪くなったときにすぐに状況が判断できるよう、
  普段から「元気なときの状態」をよく観察しておく必要があります。

  それと共に、お医者様にも子犬の健康な状態を知っておいてもらう必要があります。
  子犬の具合が悪くなってからお医者さんを探すのでは処置も遅れますし、お医者さんも健康な時の
  子犬と症状を比べようがない場合も出てきます。
  事前に家の周囲のにある病院を調べておきましょう。

  病院を選ぶ目安としては、待合室や診察室が清潔かどうか、診察台を診察が終わるたびに
  消毒液で消毒しているかなども判断の基準になります。
  そして、なによりも大切なのは犬を飼っている人の
口コミです。
  おそらく家の周りには数件の動物病院があると思いますので、病院に通っている方などに話を
  聞いて、信頼のおける病院を選ぶことが必要です。
  診察料金も病院によって異なりますし、処置後の経過や評判など、実際に診察を受けて
  いないとわからないことも多くあります。
  実際に診察を受けたときには、病状や治療の方法、経過について飼い主さんが理解しやすいように
  丁寧な説明があるか、 特別な処置が必要なときの診察に際してどのくらいの
  費用がかかるかという事前説明があるかということも飼い主さんの不安を取り除いてくれる
  プラス要因だと思います。
  動物の治療費は保険がきかないので時に大きな金額になる場合もありますから。

  まずは、評判を聞き病院を決めたら一度
元気なときに子犬を健康診断に連れて行き、
  カルテをつくっておいてもらうと良いと思います。
  
  そのときに2度目のワクチンのタイミングなども相談してみると良いと思います。
  

  
   ■犬にかかる年間費用■
   
   人間でもそうですが、家族が増えると費用も別にかかってきます。
   犬を1頭飼うと、年間の費用でどのくらいかかるか概算で計算してみました。

   地域や動物病院によっても料金はずいぶん違うので、目安と考えてください。

   <必ずかかる費用>
    ・ワクチン接種代     年1回 8000〜10000円
    ・狂犬病予防接種代   年1回 4000円前後(初年度は登録費もあるので6000円前後)
    ・フィラリア予防薬    4月〜12月 体重によって薬の量が違うので料金も違います。
     詳細:「フィラリア予防」    例:体重10キロの犬で1粒1200円程度×9ヶ月=10800円
                        (最近は注射タイプもあるようですが、若干の副作用なども
                        あるようなの獣医師と相談の上、接種してください。年2回)
    ・ノミダニ駆除薬     これも体重によって若干の差があります。800円〜2000円×回数分
    ・ドッグフード       犬の大きさによって違います。月2000円〜10000円
    ・病院代          随時
    ・トリミング代       トリミングが必要なワンちゃんのみ 3000円〜12000円

     他には、おやつ・おもちゃ・シャンプー代金などが発生します。 
     ほかにもワンちゃんが可愛くて洋服を買ったり、首輪を買ったり
     家族旅行の時は犬を預けるホテル代やシッター代金など・・・ということも。
     だいたいこのくらいの予算が必要です。


  


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